状況の整理

ナースと男

カウンセリングというと、精神的な病を抱える方が心療内科の治療の一環として利用するものだという認識があります。
もちろん、そうした病の治療の一環としてカウンセラーを利用する方もいますが、ちょっとした悩みを相談することもできるもっと気軽な場所です。
ビジネス・勉強・家庭・子ども・親・恋愛など日常の様々な悩みをカウンセラーに相談することができます。
はじめはほんの些細な悩みでも、内に閉じ込めているうちに次第に深刻さが増し、うつ病や自律神経の病気に至る方は少なくありません。
そうした病を防ぐためにも、カウンセリングを利用し、心を癒してあげる必要があるのです。
打ち明けた悩みに対して、あれこれと細かいアドバイスをすることはあまりありません。
悩みを引き出すことがカウンセラーの役目でもあり、それが癒しにつながるのです。

カウンセリングは、20世紀の初めごろ、アメリカにて誕生しました。
当時のアメリカでは、仕事における相談や学校教育における進路相談、そして精神病患者の待遇改善が主な運動となっていました。
一方、日本でのカウンセリングは、第二次世界大戦後、教育機関で実施されたのがはじまりです。
その後、高度成長期など時代のあらゆるシーンで活用されてきましたが、広く一般的に広まり受け入れられ始めたのは、阪神淡路大震災後の心のケアがきっかけと言われています。
近年では、スクールカウンセラーを抱える教育機関の広がりや「ヘルスケア」として企業においても注目されるようになりました。
現在では、カウンセリングという名称もすっかり認知されると同時に、カウンセリングサロンのような民間の専門機関も多数存在します。